2018年から2023年3月まで、日本銀行の副総裁を務めている雨宮正佳さん。
黒田東彦総裁と共に行った、金融政策が
周りから高く評価されていると言われています。
今回は、雨宮正佳さんの経歴や、実際の評判、実績について調べました。
東京大学を卒業してから、日本銀行に入行してからを時系列でまとめました。
雨宮正佳のプロフィール

- 名前 雨宮正佳(あめみやまさよし)
- 生年月日 1955年9月30日
- 年齢 67歳(2023年1月時点)
- 出身地 東京都
- 職業 日本銀行副総裁(2023年1月時点)
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雨宮正佳の経歴は?
1979年:24歳
- 1979年3月に、東京大学経済学部を卒業
- 4月に、日本銀行へ入行
1987年:32歳
- ニューヨーク事務所で、2年間勤務
1998年:43歳
- 1998年4月、企画室企画第2課長に就任
- 7月に、金融市場局金融市場課長になる
2000年:45歳
- 2000年5月に、企画室企画第1課長になる
2001年:46歳
- 2001年4月に、企画室参事役になる
2003年:48歳
- 2003年に、コロンビア大学研究員として働く
- 6月に、考査局参事役になる
2004年:49歳
- 2004年7月には、政策委員会室審議役(組織運営調整)に就任
2006年:51歳
- 2006年4月には、企画局長になる
雨宮正佳さんは、1979年に日本銀行に入行してから、2006年までの27年間、長く企画局にいました。
金融政策の立案などに携わっていました。
2010年:55歳
- 2010年6月に、日本銀行理事に就任
2012年:57歳
- 2012年5月、日本銀行大阪支店長になる
2013年:58歳
- 2013年3月、日本銀行本店理事として企画局、金融市場局、金融研究担当に復帰する
2014年:59歳
- 2014年6月、日本銀行理事に再任される
2018年:63歳
- 2018年3月20日に、日本銀行副総裁に就任
- 副総裁の任期は、2018年3月20日から2023年3月19日である
2023年:67歳
- 2023年2月6日、2023年4月で退任する黒田東彦さんの後任として、日本銀行総裁就任の打診がある
雨宮正佳の金融政策の評判や実績まとめ
雨宮正佳の実績まとめ
主な雨宮正佳さんの実績です。
- 2003年 中堅幹部として、量的緩和政策の立案に係わる
- 2013年 異次元緩和の原案のまとめ、量的・質的金融緩和を導入
- 2016年 事務方を束ねてマイナス金利政策を起案
- 2016年9月 長短期金利操作付き量的・質的金融緩和を導入
雨宮正佳さんは、2%の物価安定目標の実現を目指し、
大規模な金融緩和政策を推進してきた人物。
雨宮正佳の政策の評判は?
雨宮正佳さんは、政策立案についての能力を高く評価されています。
「日銀のドン」と言われた、三重野康さんの秘書も務めた経験があります。
副総裁として、黒田東彦総裁を支えてきた経験も踏まえて、
これからの日本銀行を任せられる人物と期待されているようです。
これまでの日本銀行の総裁は、大蔵省OBと、日銀出身者が交互になっています。
大蔵省出身の黒田東彦さんの後任は、「雨宮正佳さんが総裁になるべき」と
期待されているようでした。